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ビジネスマンが押さえておきたい、「イシュー」のイメージと思考法

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ビジネスのイラスト「万能ビジネスマン」

はじめに

この記事を書くきっかけは2つあります。

1)グロービス経営大学院の「クリティカルシンキング」という講座を受け、「イシュー」の大切さを学んだこと

2)安宅和人氏著の「イシューからはじめよ」という本を読み、「イシュー」の大切さを学んだこと

 

1つ目は会社の社外研修として、受講しました。私はエンジニアですが、やっていることは技術系のコンサルタントともいうことができます。いかに技術的によい提案をすることができるか。その意味で、コンサルタントの思考方法を持っておくことは重要だと思っていまして、そのため、こちらを自主的に受講しました。

2つ目はビジネス系Youtuberのまこなり社長の動画で「イシューからはじめよ」が紹介されていたことです。社長がおすすめならば読まねば。そして、本の帯に書かれている言葉が印象的です;「やるべきことは100分の1になる」。考え方ひとつで、仕事の方向性や結果が変わるのは、ビジネスマンなら肌で感じるもの。それを解説してくれるのでは、との思いで読み始めました。

日常生活であまり聞きなれない、「イシュー」という言葉。そして、それを使ったビジネスマンに必須の思考方法についてまとめてみました。この記事を読むと以下のことがわかります。

・イシューのイメージ

・イシューを使った思考法

・「イシューからはじめよ」の感想

 

作者の紹介

・国立大学の工学部、国立大学院の工学部を卒業し、プラントエンジニアリング会社に就職して7年がたちます

・7年間計装設計業務に携わっています

・Twitter(@myu40073086)もやっていますので、フォローお願いします

 

イシューとは

イシューを使った日本語を調べてみると、ワンイシュー政党や雑誌のビッグイシューなどがあります。そもそも、イシューとは英単語です。Issueとかきます。グーグル翻訳だと問題と訳されます。問題ならProblemやTroubleでないの、と思いますが、違いはProblem「解決されるべき問題」、Issue「議論されるべき問題」、Trouble「偶然生じた問題」となるようです。

つまり、直近の問題ではないが、これを話して置き方向性を見出しておいたほうがいい問題、ってかんじですかね。ビジネスのシーンだと一番最初のシーンとかで生きてきそうな感じがします。何をしたらいいかわからないけど、それっぽいのから話し始めると。ざっと調べてみると、コンサル業界でよく使われていそうな感じです。ビジネス用語ととらえてもいいかもしれません。

 

イシューからはじめる思考法

ここからは以下の2つの本を引用していきます。

1)クリティカルシンキング

2)イシューからはじめよ

 

イシューの定義

ネット調べでは「議論されるべき問題」

1)では「そもそも何を考え論じるべきか」

2)では「何に答えを出すべきなのか」

とのこと。表現が異なりますが、言っていることは大体同じ感じですね。これを解けば問題が解決される、というような問いって感じ。

大枠の考え方

では、1)と2)を読んだ私が、述べられている大枠の考え方についてまとめてみます。簡単です。ピラミッドの形を頭に描きながらきいてください。

・イシュー(問い)を設定する

・イシューを構成要素(仮説)に分解する

・仮説を裏付ける事実により、仮説をサポートする

仮説は当然間違えることもあるので(だから仮説なのです)事実と構成要素の間のロジックの行き来を常に確認し、間違いがないか更新していきます。

 

イシューが頂点で、中段に構成要素、下段にたくさんの事実が並んでいるイメージです。

実際にやってみるとわかりますが、これは非常に思考をまとめやすいです。プレゼンとかもこの構造ができていると発表が盤石となります。しかし、思考方法の一つですから、これが唯一にして最強というわけではなく、他にも思考方法はあるでしょう。

 

グロービス

まえがきに以下のようにあります。

 

「経営教育を実践していく中で多くのビジネスパーソンに共通する弱点があるという問題意識であった。グロービスでは、1992年の創立以降、スクールや企業研修を通じて、マーケティング、アカウンティング、ファイナンスといったマネジメントに必要な知識体系を学ぶ機会を提供してきている。クラスでは、ある企業が実際に置かれた状況を書いたケースを題材とし、受講者が自分がマネジメントならどうするか、それはなぜかをディスカッションしながら学ぶケースメソッドという学習方法を主に採用している。

ここで有効な議論を行い、学びの効果を最大化するには、単に理論や事例に関する知識を持つだけでなく、状況を的確に把握し、問題の本質を見つけ出す論理的思考力が重要になる。また、そうした思考の結果や過程を他人にわかりやすく伝える力や、自分と異なる意見に接したときにその違いがどこから生じたのか客観的に見分ける力も重要である。」

 

グロービスでは、この思考法をクリティカルシンキングとして、MBAの履修科目の一つとして挙げている。ちなみに私は単科講座を受講した。

 

安宅和人

まえがきに以下のようにあります。

 

「僕がこれまでに見てきた圧倒的に生産性の高い人にひとつ共通していることがある。それは、彼らが一つのことをやるスピードが10倍、20倍速いわけではないということだ。…中略…

イシューとは何か。それについてはこの本を通してじっくり説明していくが、実際のところ、何に答えを出すべきなのかについてブレることなく活動に取り組むことがカギなのだ。

イシューを知り、それについて考えることでプロジェクトの立ち上がりは圧倒的に早くなり、混乱の発生も予防できる。目的地の見えない活動はつらいが、行き先が見えれば力が湧く。つまり、知的な生産活動の目的地となるものがイシューなのだ。」

 

イシューを用いた思考方法で、暗闇の中に放り出され、もがいているビジネスパーソンが道を見つけ出していく。ゴールはイシューの解決。という感じ。何回もいうけど、これは思考方法のひとつでこれが唯一の答えとは思わない。でも、やりやすいので、私はこれを使っています。

 

安宅和人「イシューからはじめよ」を読んだ自分なりのまとめ

この本に出合ったのは、Youtuberのまこなり社長が紹介していたからです。動画の中で、以下のように述べられています。「いかに解くべき問題を見極めるのか」が「より短い時間で、より成果の出る仕事が出来る」ことにつながるといっています。また、「戦術的でなく戦略的である」とも言っています。

 

イシュードリブン

イシューを立て、それを解いていくという思考方法が、生産性を上げるために重要であることを説明しています。そして、イシューの条件とは「本質的な選択肢であること」・「深い仮説があること」・「答えを出せること」といっています。

 

仮説ドリブン

設定したイシューに対して、理解できる部品に分解し、ストーリーラインを組み立てます。また、そのストーリの各所で使用する図表(絵コンテ)を用意します。

 

アウトプットドリブン

i/iiで骨組みができたので、これにより実際の分析を進めイシューに対する、解を準備したもので説明しきるか分析する。当然ここで分析をしきらないときは、ひとつ前のステップにもどることも必要だろう。

 

メッセージドリブン

i/ii/iiiで正しいそうな場合は、発表の準備だ。客先や社内など、他人に説明するための準備である。これは、これまで構造化したものを発表資料に落とし込むステップだが、私の理解では、そのまま発表資料に落とし込めるようになっているはずだ。あとは、前提条件や仮定など、読者には知りえない補足情報を逃さないことが重要と思う。

 

まとめ

以上をまとめると

・イシューとは「議論されるべき問題」である

・イシューを中心に据えた思考方法が存在し、それを題材にしたビジネス講座や本がある

・その中で、グロービス経営大学院著「クリティカルシンキング」および安宅和人氏の「イシューからはじめよ」による思考方法は以下の通り

-イシュー(問い)を設定する

-イシューを構成要素(仮説)に分解する

-仮説を裏付ける事実により、仮説をサポートする

-勉強

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