今日は仕事のことについて書いてみます。
- 本記事は、ポンプの種類について書きます
- これは個人的なアウトプットですので、参考程度に見てください。この記事により何らの保証や責任を負うものではありません
前振り
圧力計の設計をしているときに、どのサービスにスナバを付けるべきか迷った。脈動があるサービスに着けるが、具体的にはどのような箇所か特定する際に、ポンプの吐出、しかも、ポンプにも色々種類があり、それにより、脈動が生じるか否かがわかった。
ポンプの種類
容積式ポンプ、非容積式ポンプ、それ以外の特殊型ポンプとなるようだ。
容積式ポンプ
一定の容積にある液体を往復または回転運動をさせて、エネルギーを与える。往復動ポンプ(代表はピストンポンプ)と回転ポンプ(代表はギア・スクリューポンプ)がある。特徴は、定量性が良く、吸い上げ・押し上げ揚程が比較的高いものが多いらしい。脈動がある。だから、スナバをつけるなら、このタイプのポンプの吐出。 ちなみに、揚程とは、ヘッドのこと。
非容積式ポンプ
羽根車の回転により液体にエネルギーを与える。遠心ポンプ、プロペラポンプ、粘性ポンプの3つに大別される。特徴は、高速回転のため比較的連続流だが、吸い上げ・押し上げ揚程は比較的低く、負荷によって流量が大きく変動するため定量性は低いらしい。
特殊型ポンプ
水あるいは蒸気のジェット噴射力を利用したポンプや圧縮空気を利用したポンプ。水中ポンプもこれのひとつ。よくピットとかに使われるやつ。 ちょっと話がそれますが、ポンプがとまったときにも、くみ上げ配管が満水となるように、フート弁(逆流防止用の弁)をつけることが多いです。水中ポンプとフート弁はセット。 本日はここまで。