プラントエンジニア

電動弁(MOV)について

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今日は仕事のことについて書いてみます。

  1. 本記事は、電動弁(MOV)について書きます
  2. これは個人的なアウトプットですので、参考程度に見てください。この記事により何らの保証や責任を負うものではありません

MOVとは?

MOVはMotor Operated Valveの略で、電動弁のことです。つまり、モーター駆動で動かすタイプの弁。駆動種類で分けるなら手動、空気式や油圧式があります。使い分けは様々ですが、電動弁は口径が大きい箇所で使うことが多いです。なぜなら、空気式を使うと駆動部がすごく大きくなって、値段やスペースをとるなどデメリットが勝るから。油圧式はあまり使用しないとの認識ですが、当然油が必要ですので、そのユニットが必要になります。よく使うのは空気式、次は電動弁という感じです。なぜなら、空気と電気はプラントではよく必ず使用されるユーティリティだから。

MOVの詳細

ではMOVについてみてみると、まず、モータを積んでいるので、100VAC以上の電圧が必要です。その給電で、モータを駆動します。 そして、IOカードを積んでいるので、DCSとのDry/Wetコンタクトもよく考える必要があります。電源をMOVからのせ、DCSでWetで受けると電圧がDCS盤にのってきます。これが100VAC以上とかになると、制御電圧とは別種類で高圧の電圧がのるので、好ましくない。リモート操作はMOVからの給電、アンサーバックはDCSからの給電といったように設計思想を決めておくことが重要です。MCCと同じですね。

また、信号点数が多くなる傾向があるので、MOVにおけるジャンパー配線を購入者側で行う必要があります。MOVベンダーはやってくれません。

あとはトルクスイッチの存在です。これは、MOVを保護するためのものです。ステムの上下をモータで行うわけですが、ステムを下げすぎると壊れてしまいます。そこで、どうにかしてこれを検知する必要があります。空気式であれば、エアセットで適切な空気圧にするので、こうした配慮は不要ですが、MOVは電気で行うのでその調整を別で行う必要があります。これがトルクスイッチです。つまり、あるトルク以上になったらステムを止めるということ。この信号もDCSで取り入れたりします。

一方、開閉を検知するためにはリミットスイッチもあるわけですが、グローブ弁は流体を閉止するには流体圧に対抗し、且つ、更にシートを密着させる必要があるので、リミットだとある一定の場所で止まってしまう可能性があります。つまり、シートとの面圧が十分でなく、しめ切れていないのにしまっていると誤認してします。だからトルクシートを使う。一方ゲート弁はリミットシートを使う。

あとは、開閉をインチングでおこなうか、一発で希望開度まで開くかです。つまり、徐々にあけるか一発で開けるか。インチングとは、少しづつ開度を調整できること。イメージでいうと、一回開ボタンを押すと、xxmm開くといった感じです。

トルクスイッチは

本日はここまで。

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