今日は仕事のことについて書いてみます。
- 本記事は、計装空気配管について書きます
- これは個人的なアウトプットですので、参考程度に見てください。この記事により何らの保証や責任を負うものではありません
方式
個別分岐法式とエアヘッダ方式がある。 個別分岐方式はブランチ方式などともよばれる。主管分岐弁より,計器へむけて付近まで配管し、端末に計器元弁を取付ける。それ以降計器までチューブを用いて計装空気を供給する。日本では主流の方式。 一方エアヘッダ方式は、海外で主流といえる。分岐管の端末にパイプで製作したエアヘッダを設け,ヘッダから計器までチューブを用いて計装空気を供給する。狭い場所に多数の計器が集中している場合に適している。
材料
分岐管では、SGP-W(白ガス管)やSUS管が使用される。日本ではSGP-Wが多い。なぜなら昔から使われており安いから。値段は2-3倍違う。あとは、SGP-Wはメッキしたものなので、経年でメッキがはがれ、さびも出てきてしまう。SUSのほうがよいといえばよい。 端末配管においては、銅管被覆付きかSUS管が使われる。日本では銅管だが、世界ではSUS管が標準と思われる。銅管のいいとこは、曲げやすいこと。だから現場でも容易に変更できる。しかし、施工中に簡単に曲がってしまったり、振動で破断してしまったりするので、一長一短。ただし、値段は銅管のほうがダントツで安い。
接続
接続方式は、分岐管においては、ねじ込み接続や溶接接続がある。SGP-Wであればねじ込みが多い。SUS管であれば、溶接が多い。現場での施工性に関係していると思われる。つまり、白ガス管は現場でねじを切りやすいがSUS管は固いため取り扱いが難しい。金は当然溶接のほうが高い。特に計装工事屋は溶接が苦手なので、配管工事にたのむことになるだろう。 端末配管においては、銅管、SUSチューブやフレキシブルチューブをねじ込みやコネクタで使う。
本日はここまで。