プラントエンジニア

計装士・計装エンジニアとは-プラントエンジニアの観点から-

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はじめに

「プラントエンジニア」という仕事はあまりなじみのない言葉だと思います。そこで、実際の職務内容を紹介します。その中で計装エンジニアという職種についても紹介します。

この記事をみると以下がわかります。

・計装エンジニアがどのような職種であるか

・大まかな業務内容

 

作者の紹介

・国立大学の工学部、国立大学院の工学部を卒業し、プラントエンジニアリング会社に就職して7年がたちます

・7年間計装設計業務に携わっています

計装エンジニアとは

計装とは、計測・制御を行うことです。英語ではInstrumentationと書き、大学の学部としても存在するくらいの学問として確立していますが、日本ではあまりなじみがない。大学などでも、筆者が知る限り、学部はないと思います。人間でいうと、神経や頭脳の部分といえます。

具体的には、何らかの生産設備で計測機器を設置し、それらの計測値をもとに、理想的な制御を行い、効率的な生産を行うことです。

プラントエンジニアリングにおける計装設計とは

計装エンジニアの中でも大きく3つに分かれます。システム、計測機器そして計装工事です。

システム

人間でいう、頭脳の部分です。生産設備をどのように動かしたいかロジック設計し、それをソフトウェア等に実装することです。継電器などのハードウェアでロジックを構成することがありますが、昨今は前者が多いですね。

計測機器

人間でいう、神経の部分です。生産設備の色々な箇所に計測機器(流量、液面、圧力、温度)などを設置し、システム(頭脳)に情報を送ります。その情報をもとに、弁をコントロールし、最適な状態へと導きます。弁も計測機器の一つといえるでしょう。この他にも、分析計があります。

計装工事

読んで字のごとく、システムや計器を据え付けることです。計装の中でも一台分野で色々なノウハウがあります。

必要な知識

ここまでで、若干マニアックな匂いを感じていただけたと思います笑。そのとおり!計装エンジニアとはマニアックな職種です。ここ重要です。マニアックということは、希少ではありますが、世の中のはぐれ者ともいえるかもしれません。ちなみに希少であるがゆえに、業界内での転職は容易と思います。その辺もあとで話します。

工学系の知識

計装エンジニアになるには、工学系の知識が必須です。入社時になくとも、計装エンジニアとして独り立ちするためには勉強せざるを得ないでしょう。システム設計には、制御工学。計測機器には、機械工学(流体力学や材料力学)です。計装工事にはシステム設計と計測機器の知識が必要です。

資格

計装士という資格があります。他には「計装」という言葉は入っていませんが、電験、基本・応用技術者、電気工事士、エネ管などもためになります。

他の業界における計装

ビル業界

計装士という資格を紹介しました。2つに分かれており、プラント計装とビル計装の2つです。

その他

システム、計測機器は身近なところに用いられています。あなたの住居や商業施設、オフィスビルなど。なので、計装は身近にあるのです。

考えられる転職先

プラントエンジニアリング会社、製造会社、IT系(システムを極めていれば)、ゼネコンなど様々

プラントエンジニアを知りたい方はこちら

そもそもプラントエンジニアリングって何、という方は以前こちらで紹介していますのでご参考。また、もう少し詳しく知りたいという方は、こちらの本などよいでしょう。

おわりに

まとめると、

・計装は、人間でいうと神経と頭脳

・システム、計測機器、工事の3大分野がある

・プラント、ビルの他にも身近に計装が存在する

・そのため、転職先は多数ある

・計装士という資格の他にも、様々な資格で計装を学ぶことができる

 

というかんじですね。

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