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火技解釈について

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発電所, 電流, 業界, エネルギー, 冷蔵庫のチムニー, 煙突, の石炭燃焼, 石炭火力発電所, 汚染

今日は仕事のことについて書いてみます。

  1. 本記事は、発電用火力設備の技術基準の解釈(火技解釈)について書きます
  2. これは個人的なアウトプットですので、参考程度に見てください。この記事により何らの保証や責任を負うものではありません

経産省によると、以下のように書いてあります。

電気事業法に基づき、電気工作物が適合しなければならない技術基準として「発電用火力設備に関する技術基準を定める省令」を定めるとともに、省令の技術的要件を満たすものと認められる技術的内容を具体的に示した「発電用火力設備の技術基準の解釈」=「火技解釈」を定めている。

つまり、火力発電に関する技術要件を決めるときには、火技解釈に従う必要があるということ。これは定期的に見直しが行われるようで、最新はわかりませんが、こちらのURLで平成25年版を見つけました。

この中で

省令に定める技術的要件を満たすべき技術的内容は、この解釈に限定されるものではなく、省令に照らして十分な保安水準の確保が達成できる技術的根拠があれば、省令に適合するものと判断するものである。

とあります。つまり、火技解釈を満たしていれば技術的に間違いはないが、満たしていなくても、省令に適合すると考えられればOKということでしょう。

相も変わらず、法規関連はややこしいですね。

さらに見てみると、第1章から11章に分かれており、火力発電設備の構成のそれぞれについて、技術的要件が記されています。

その中で、第10章の溶接部についてみてみます(仕事で調査の必要があったので)。こちらに溶接士や溶接設備の要求が書かれています。第126条には溶接後熱処理(pwht)が規定されています。ざっくりいうと、基本pwhtやってほしいけど、別表第23の条件に当てはまれば、スキップできるよと。そしてその母材の対象は別表第9を呼び込んでいます。何が何やらですが、以下の項目の条件を満たせばpwhtいらないよ、ということですね。

  • 母材金属の組成
  • 溶接部の組成サイズと溶接種類
  • 溶接部の厚さ
  • 母材の炭素含有量
  • 余熱温度

以上がまとめ。

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