小生、エンジニアをしていまして、日々学んだことをアウトプットしていこうと思います。
本日はねじ接続について。
- ねじ接続の種類
- ねじ接続のメリット、デメリット
- ねじ接続のよくある使われ方
について、記載してみます。
1)ねじ接続の種類
日本では、メートルねじ、インチねじそして管用ねじの3種類の規格をおぼえておけばOK。記載はそれぞれ、Mxx、UNCxxそしてGxx(平行ねじ)またはR/Rc(テーパねじ)です。
その他、各国のねじ規格(イギリスのウィットウォースねじとか)があります。こちらが詳しいのでリンク貼っときます。
2)メリット・デメリット
特にメリット・デメリットはありませんが、当然異なる規格では接続できません。そこで、指定は間違いのないようにすること。管用ねじであれば「この箇所には平行もしくはテーパ」というのが、慣習として決まっていますので、それをおさえてください。エンジニアとしては、それに接続する配管なり、ケーブルグランドのねじ規格を間違えないようにしてくださいね。
3)よくある使われ方
よくあるのは導圧管はR/Rc、電線管口はGを使うのが多い気がします。アメリカとかだと、NPT(テーパ)とNPS(平行)かな。
また、R/Rcにはシールテープを巻いてねじ込むことが普通。理由はテーパなので、シールテープがあろうとなかろうと、基本的にどこかでねじ止まる。線で漏れを防ぐイメージです。ただし、漏れないということはないので、テープを巻いとく、ということかな。一方、平行ねじはその名の通り、平行なので、ねじ止まることがない。そこで、ガスケット(レンズパッキン)を端部に詰めて、面で漏れを防ぐイメージです。
本日はここまで。